Future Surf


Introduction

ひろーい地球でHawaiianしか考えつかなかった奇跡の遊び Surfin は、ながーい歴史の中で少しづつ進化してきた。そして、その進化はとどまることなく未来へと続く。21世紀、この奇跡の遊びは何処へ向かうのだろう?これから描くのは、オレの脳に浮かんだSurfinの未来図だ。
と言っても、セットの合間や波のない休日にテキトーに考えた話にすぎない。他人がデッチ上げた話は、あまり真剣に読んじゃぁいけない。

サーファーによる環境を考えるネットワーク
Surfer's Environmental Network

Koji Aikawa


Pic by Y.N

#1 Space Surfers

 近未来(オレは3世代くらい後だと思っているんだけどね。)、 Surfin のフィールドは海、そしてウェーブ・プールだけじゃぁなくなってくると思うね。これは、既にかなり進んでしまった海洋汚染や沿岸開発のせいで、Surferが海にむかわなくなるってぇ想像じゃぁないんだけど、やはり環境問題にからんでいる。
オレは今はやりの地球環境問題というのを、かなりシリアスにとらえている。世界各国の姿勢を見ていると、地球環境の大きな変化による食糧危機は避けられれないような気になっちゃうよね。肥料や農薬を使いまくる工業化された農業には限界が見えて来ちゃったし、農業用水も限界が見えている。漁業も乱獲のせいで限界見えちゃっているらしいよ。気候変動もあるって言うしね。

そーなると、既に58億人を超え、さらに増え続けると予想される世界人口は、ある時期に飢饉によって激減するんだろうか?オレが思うに、可能性は高いね。でも、それを避ける方法はある。今、主に言われているものは環境負荷を減らしていく方法で、減らした分だけ人類の危機を回避できる可能性が上がる。これは真剣にやっておかなくちゃぁ本当にやばいと思うよ。ところで、別の方法で、オレのオススメのものがある。宇宙へ行くってぇ方法だ。宇宙空間に作られた人工居住空間(いわゆる宇宙ステーションという奴だな)に住むことは、“宇宙戦艦ヤマト”世代(米国では“Star Trek”世代)以降の世代では違和感はないしでしょ?そこに大勢で行って、太陽エネルギーをふんだんに使って作物を育てるってぇのは、どう?これで食糧危機と人口問題が一挙に解決できちゃうんだぜ。うまくいけばの話だけど。

 ってぇことで、うまくいったとすると未来のSurferは宇宙に住む。どこでSurfする?もちろん商業的にペイするなら、ウェーブ・プールの営業が始まる。でも、Surferがそれだけで満足するとは思えないよね。ひろーい宇宙空間で、波を探すに決まっている。


Pic by Y.N

ソーラ・セールと言うのを聞いたことがある。勘違いじゃぁなければ、宇宙空間で太陽エネルギーを推進力に変える帆のことだと思う。太陽エネルギーに何らかの影響で歪みができていれば、Big Waveをセール・ボードでSurfするような遊びになるかも。これは、セール・ボードの進化か?ま、ボード・セーリングもSurfin の進化から生まれたってことで良しとしよう。
自然のエネルギーを使わないって意味で邪道になるかもしれないけど、映画“ Back to the future”シリーズにロケットエンジンをつけたホバー・ボードが出てきた。無重力空間で推進力を持つボードの乗るだけでも、かなりアドレナリンが出ちゃうだろうね。 さらに飛躍した想像。たとえば、“砂の惑星”なんてぇのがあったとする。もちろん、宇宙服とボードを持って乗りに行くんだろうね。あっと、これはスノー・ボードの進化になっちゃう。じゃぁ、その砂が地殻変動のせいで常に動くとしよう。うねりだ!!砂に限る必要はないか?表面が流動体の星なら何でも良いわけだね。要は、その環境に耐えられる服と板があればいいってことだ。太陽なんか、パーフェクトな三角火柱を上げているしね。

念のために。お気楽な開発主義的な文になっちまったが、科学技術は必ずしも環境破壊ばっかりするわるーい奴じゃぁない。“バ○と科学技術は使いよう”なのだ。


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