Y.Kさん
質問です。
1.とろい波にうまく乗れません(板が走らずに失速してしまう)。
2.フェイスにうまくレールが入れられません。フェイスにレールを入れるにはどのようにしたら良いのですか。
3.2.が原因でダンパーな波のときにテイクオフしてすぐに横に行きたいのですが板の面全体が海面に付いてしまっているのでとろとろと横に平行移動するよ
うにしかなりません。どのようにすれば良いのでしょうか。
8/7/27
ANS
こんにちはY.K さん。
ご質問のようなことは中級者になってある程度乗れるようになると、考えられる悩みですね。どんな板に乗っているか主に何処でサーフィンしているかによっ
て回答にかなり差が出ますが、いわゆるショートボードの190CMくらいのボードでビーチブレイクでサーフィンをしていると仮定して回答しますのでもしそ
うではなかったらまたメールを下さい。
>1.とろい波にうまく乗れません(板が走らずに失速してしまう)。
この原因として考えられるのは
*テイクオフの段階でサーフボードに十分スピードが乗っていない。
*テイクオフをしたあとに膝がのびてしまっていたり、重心が後ろになっていてノーズが浮いていてサーフボードにブレーキをかけてしまっている。
*波の斜面に対してのサーフボードのロッカーが多すぎる。
等が考えられます。波がとろいときだけでは無いですがテイクオフは早く、膝は柔らかくを心掛けてサーフボードのコントロールは左右のレールをメリハリよく
使い分けて下さい。思いきりボトムに降りてから波が掘れてくるのを待って、大きなターンをするのも一つの方法かもしれません。
>2.フェイスにうまくレールが入れられません。フェイスにレールを入れるにはどのようにしたら良いのですか。
>3.2.が原因でダンパーな波のときにテイクオフしてすぐに横に行きたいのですが板の面全体が海面に付いてしまっているのでとろとろと横に平行
移動するようにしかなりません。どのようにすれば良いのでしょうか。
左右の切り返しがうまくできない大きな原因の一つに体が固くなっていることが上げられます。精神的に緊張しすぎているとそれが体にも現れて、うまく筋肉が
動きませんし、反射神経も低下しますので怪我をしやすくなります。リラックスして海に入りましょう。普段の柔軟体操も忘れずに。寝不足や二日酔いでのサー
フィンも体が固くなってしまいます。そんなことは無いと思いますが。
それから、もしかして使っている板があなたにとって厚すぎませんか?あるいはレールが丸すぎたりすると斜面がサーフボードを弾いてしまってレールを入れ
るのに脚力を必要とします。もしそうでもないとしたらサーフボードのボトムはVボトムにして左右の切り返しが楽な板に変えてトライしてみて下さい。
T. Tさん
はじめまして。
私はなんとか横に走れる程度の初心者サーファー:29歳です。
ターンの時、ボードに乗る位置についてお聞きしたいことがあります。
テイクオフしてボトムに降りながら、緩やかにターンすると横に行けるのですが、ボトムに降りきってからターンしようとすると、ノーズ寄りのレールが食い
込んで失速してしまいます。
また横に乗っているときにトップに上がろうとした時にも同様に失速してしまいます。乗っている位置が前すぎるのでしょうか
使っているボードは 7'4"
のノーズライダーで、前足の位置はほぼ板の中央。デッキのワックスのはがれ具合からすると、普段はスタンス幅80cm位で乗っている様です。
これだとボードの後ろがかなり余っているような印象なので、意識して後ろに乗ると、今度はボトムに降りると%!
82ォにテールがふらふらしてしまいます。
いつも行くポイントには、同じ様なボードに乗っている人がいないので、上手い人の乗り方をみてまねすると言うわけにもいかず、困っています。
失速してしまうのは、乗る位置が悪いせいなのでしょうか?あるいは何か別の問題があるのでしょうか?お教え願います。
8/7/22
ANS
こんにちは T.T さん。
このような質問はノーズライダーに乗っている人からはよくされます。まず、このようなサーフボードの特徴として
*テイクオフが速い
*波のマッシーなところ(掘れていなくて力のない部分)をより速く走れる
*ノーズライドがしやすい
等があります。逆にいうと波が掘れてくるとコントロールがしにくい、急角度のターンが難しい等の特徴も現れます。
さて、T.T
さんの場合、もちろん板自体の性能も大きく影響しますが、ほんの少し前に乗りすぎている可能性があります。ターンの時ノーズが引っかかるのは重心が前にあ
るからです。ボトムからトップへのターンの場合かなり後ろ重心になってなければなりません。場合によってはステップバックしてからターンをする必要がある
でしょう。それでもどうしても前に乗ってしまう、後ろに乗るとふらふらするのであれば、その板があなたにとって厚すぎるのかもしれません。それから、もし
かしてターンのタイミングが遅すぎてスピードをのせられていない可能性もあります。スピードの一番出ている時に、失速する前にターンを始めなくてはなりま
せん。どっちにしろノーズライダーは急角度のターンは不得意なので、もしテイクオフに自信がついたらノーズの細いタイプの板に乗り換える事も検討してみて
下さい。
Y.Iさん
はじめまして。
私はサーフィン歴2年になる会社員です。
さて、テイクオフについてなのですが、友達とテイクオフの練習をしたときに気づいたのですが、同じスピードでパドルしているのにその人の方がいつも早く立
ち上がり、私はいつも競り負けてプルアウトせざるを得なくなってしまいます。その人曰く、「ボードが波に押し上げられたらボードを波の面にあわせて2、3
回漕げばボードが勝手に前に進むよ」と教わったのですが、その人と同じスピードで同じことをすると波においていかれます。
そこで質問なのですが、どうすればボードを波の面にあわせることができるのでしょうか?
パドルをするときのポジションが悪いのでしょうか(おへそがボードの真ん中にくるようなポジションで思い切り背中をそっていますが、、、、)?
お忙がしいところ恐縮ですがよろしくお願いします。
8/7/22
ANS
こんにちは、Y.I さん。
この疑問は私がサーフィン始めた頃もありました。パドリング力はやはりかなり個人差があります。テイクオフの時のパドリングは持続する筋力より、瞬発力
の筋力が重要です。つまりテイクオフの直前の4かきが如何に強いかで立ち上がる早さが決まります。
波の面をサーフボードのボトムに合わせるせるとは、その友人は上手いことを言いますね。まさにその通りです。もしあなたがボードが波の面に合っていない
と感じたのならそれはパドリングの時に体の重心がやや後ろにあるせいだと思います。最適な位置は、テイクオフしようと一生賢明パドルしていると立ち上がる
前にノーズが沈んでいってしまってパーリングしてしまう(そんな経験はないですか?)位置のほんの少し後ろです。その位置が分かると本当にビックリするぐ
らいパドリングが速くなります。それから、テイクオフの直前はあまり背中を反っていると重心が前にならないのでテイクオフが遅れます。(テイクオフの直前
は前に重心を持っていくと早くサーフボードが走り出します。)顎でノーズを押さえつけるぐらいの感じでなるべく前に重心を移してみて下さい。
nakkoさん
私は、今年から始めた30歳の初心者です。(去年はボディーボードをしていました)
身長183cm、体重76kg、ボードは218cmを使ってます。今は、テイクオフが成功したり失敗したり。成功しても岸に向かって直進しかできないと
いう状況です。
テイクオフで、テールに体重がかかり過ぎ失速することが多い様です。立つ位置が悪いのかな?と思い、うまい人を見てみると、前足がボードの中央ぐらいで
す。でも、私がその位置に立つとかなりかなりテール荷重になってしまいます。
私のボードだと、どれぐらいの位置に立てばいいのでしょうか?
また、もっと、前に荷重しなくてはいけないのかな?と思い、友人に聞いたところ、
テイクオフ時は前足荷重だよと言います。しかし、私の買った本ではテイクオフ時は後ろ足荷重にしろと書いてあります。
テイクオフ時はどちらの足に荷重すればいいのでしょうか?
パーリングするという方への回答を参考に、十分スピードをつけてから立ち上がる様にしてから、だいぶテイクオフの成功率は高くなりました。しかし、立ち上
がることはできるのですが、その時はもう波はほとんど崩れていて横に行けません。それが嫌で早く立ち上がろうとすると、失速します。
横に行くコツみたいなものはあるのでしょうか?
うまい人は最初から斜めにテイクオフしてる様な気がするのですが、どうなのでしょうか?
早く横へ横へと行ける様になりたいので、現状を打破するアドバイスをよろしくお願いします。
8/7/10
ANS
nakkoさん、こんにちは。
いろいろ悩んでいらっしゃるようですね。
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私のボードだと、どれぐらいの位置に立てばいいのでしょうか?
テイクオフ時はどちらの足に荷重すればいいのでしょうか?
横に行くコツみたいなものはあるのでしょうか?
うまい人は最初から斜めにテイクオフしてる様な気がするのですが、どうなのでしょうか?
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という質問ですが、今年から始めたということと、
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十分スピードをつけてから立ち上がる様にしてから、だいぶテイクオフの成功率は高くなりました。しかし、立ち上がることはできるのですが、その時はもう波
はほとんど崩れていて横に行けません。
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という状況から判断しますとまだまだパドリングの力が十分ではないと思われます。板の218cmは十分の長さでいいと思います。その長さの板でスピードを
つけて立ち上がるともう波が崩れてしまっているのは全然テイクオフが遅いためです。波に乗ろうと思ったらもう少し沖の、うねりからパドルを始めて下さい。
その為にはなるべく早く、波がレギュラーかグーフィーか、どの位置で崩れ始めるか、どのぐらい掘れるか、回りに邪魔になるサーファーがいないか(自分が邪
魔になっていないか)等を判断しなければなりません。(もっと上手くなるともっと瞬間的に判断する材料が増えますが、いっぺんには無理なのでちょっとずつ
増やしていって下さい。)パドルを強くして波が崩れる前に立ち上がってください。そうすると自然と上手くいく足の位置が分かってきます。うねりから立ち上
がることができれば、当然前足に荷重をかける方がスピードがでます。しかし、ちょっとでもテイクオフが遅くなると、前足荷重ではパーリングしてしまいます
ので、後ろ足に重心を移すことになりますが、それではなかなかスピードが出にくく、次のアクションに移る時、上手くいきずらくなりますよ。
上手い人が斜めにテイクオフするのは、波が早い場合(横に崩れるのが)によく使います。しかしこのテイクオフもある程度パドルが早くてうねりのスピード
に着いていけなければ結局スープに捕まってしまいます。ただ、ファーストターンがまだ上手くいかなければ、斜めテイクオフを練習するのもいいかもしれませ
ん。スピードには早く乗れます。ただ、それだけになってしまうとサーフィンが直線的になってしまうので少し上手くなってきたら、ボトムに降りてからターン
をしてトップに上がる練習もして下さい。
今はあまり頭で考え過ぎずに体で覚えるようにして、パドルをもう少し強くして、テイクオフの時、漕ぎ出しを早めにしてみて下さい。
Y.Kさん
はじめまして。今年から社会人サーファーになった22歳東京在住です。
早速質問なんですが、
1.テイクオフしてフェイスを横に滑っていくときに、ある時はレールがしっかり食い込んで加速していくのですが、ほとんどの時はただ横を向いてたらたらと
波に押されている様になってしまいます。(この時はレールが全くはいっていません)何が原因として考えられますか。
2.テイクオフして次にボトムターンをしようとするとノーズが刺さってしまって失速し波においていかれたり、パーリングしてしまいます。体重のかけかたに
問題があるのでしょうか。それとも体が突っ込みすぎているのですか。
3.ターンのときに”ボードを踏み込む”といいますが、どんなイメージでしょうか。
お忙しいとは思いますがどうぞよろしくお願いします。
8/7/2
ANS
こんにちは、Y.Kさん。
とても具体的な質問ですね。
1、いろいろな場合が考えられます。
レールがしっかり入って加速していくという時はきっと波の力のある場所(クリティカルポジション)を走っているのだと思います。つまり、いい場所を走っ
ているのです。しかし、”たらたらと波に押されている”ようになっている場合はクリティカルポジションから離れてしまっていて、波にパワーがない所を走っ
ている可能性があります。力のない場所を走らないためには、それ以前にもっとボトムに降りてターンのタイミングを計る必要があります。あるいは、スピード
が落ちないうちにカットバックをしてカールに(つまりクリティカルポジションに)戻る必要があると思います。
上の場合とも関係がありますが、ターンをする時に板の傾け方が少なすぎ板の進み方が直線的になってしまっているかもしれません。テイクオフしてすぐに横
に逃げるのではなく、まずは真下に降りてみて下さい。(その波の形やブレイクするスピードにもよりますが)それからボトムターン、トップターンあるいは
カットバックと組み合わせていけばレールは必然的に使わざるをえなくなってきます。それでも上手く行かない場合は・・・・。
私はシェーパーなので板が原因ではないかとも考えます。(これはライダーがある程度のレベルであることと仮定しています。)レールが入らない事の原因と
して、そのライダーにとって板全体の浮力が多すぎたりレールが厚すぎるため、または波の力に比べてテールが広すぎたり厚すぎて、ライダーの足の力が板から
の揚力を押さえられないため、あるいはテール部分のエッジが丸すぎでスライドしてしまうため、また板の真ん中から後ろのアウトラインが直線過ぎる等が考え
られます。
2、この質問のような事は、ほとんどの場合テイクオフの時のスピードが遅いためになることが多いようです。立ち上がる時に板のスピードが十分でないと、
パーリングしたり波に置いて行かれたりします。ですからもっと強くパドルしてテイクオフ以前にスピードをつけて下さい。それからハワイでサーフィンすると
とてもよく分かりますが、テイクオフの直後はなるべく前足に体重をかけて板にスピードをつけてなるべく速くボトムに降りて下さい。パーリングを恐れてノー
ズを浮かせようとすると結局波のスピードについていけず、パーリングしてしまう結果になります。またスタイルもへっぴり腰でかっこ悪くなってしまいます。
テイクオフ直後は前体重です。
3、”ボードを踏み込む”を私なりの感覚で説明すると、ストロークのやや長めのスプリングのマットレスの上で足をゆっくり曲げる運動をしている感覚です。
膝と足首にそこそこの反発力を感じながら下に押さえつけていき、底までいくと上に飛び上がりそうになるのをまた足で押さえていく、そんな感じです。
サーフィン用語辞典
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